肌のハリ弾力がなくなる原因

肌のハリ弾力がなくなる原因や取り戻す方法などをご紹介します。

肌のハリをキープするエイジングケアとは?

次は、スキンケアアイテムやエイジングケア化粧品を使って、
お肌のハリをキープする方法をご紹介します。

その基本は、何といっても清潔、紫外線対策、保湿です!!

これは、スキンケアやエイジングケアの【3大基本対策】です。

しかし、この3つは肌のハリをキープしたり、肌のハリの低下を予防するには効果的ですが、
お肌のたるみを改善する効果は期待できません・・・。

だから、「エイジングケアはいつから始めるの?」と迷ったときは、
まだ、ハリが十分あっても始めるべきなのです。


1)清潔を保つためのクレンジングや洗顔

肌のハリを保ち、低下の原因をつくらない第一歩は、
お肌を清潔に保つこと、つまり、正しい洗顔やクレンジングです。

クレンジングや洗顔と肌のハリには、2つの要素があります。

1つは、皮脂やメイクを放置したり、しっかり洗い流さないと酸化して
過酸化脂質になってしまうからです。

これが、お肌に残ったままだと、お肌の老化を進め、
ハリを失うことになります。

もう1つは、擦り過ぎや流し過ぎ、強い洗顔料やクレンジング料を使うと、
お肌のバリア機能にダメージを与え、乾燥しやすくなるのです。


だから、クレンジングや洗顔では、不要な汚れ、皮
脂、メイクは洗い流しながらも、保湿に必要なお肌の成分であるNMF(天然保湿因子)や
セラミドを流さないバランスのよい洗い方が大切なのです。

また、加齢とともに洗顔料やクレンジング料は、
刺激の少ない優しいものへと切り替えることもハリをキープする対策の1つです。

なぜなら、お肌の角質は厚くなっても、真皮は薄くなっていくので、
できるだけお肌へのダメージを避けるための工夫が必要だからです。

 

2)紫外線対策

肌のハリをキープして減らさないための対策として、
紫外線を避けることの重要性を先ほどもお話しました。

春や夏だけではなく、紫外線対策は冬も行うことが大切です。

また、日焼け止め以外でも、衣類などのファッションでも紫外線対策を行いましょう。
さらには、紫外線を浴びた後のアフターケアも大切です。

 

3)スキンケア化粧品で保湿

肌のハリをキープするために基礎化粧品や
エイジングケア化粧品にできる最も大切なことは、保湿です。


だから、スキンケアによる保湿とは何かを理解した上で、
年齢や肌質、肌状態に合わせて自分に合ったエイジングケア化粧品などを選び、
乾燥肌の予防や改善を行うことで、肌のハリの低下の予防につながるのです。


「水分を与える」は「水」なので、主に化粧水が得意なプロセスです。


「水分を保持する」のは、美容液が得意でセラミド、プロテオグリカン、
ヒアルロン酸、コラーゲンなどがよく配合される保湿成分です。

もちろん、化粧水にもこれらの保湿成分が配合されるのですが、
美容液の方が凝縮されて高い配合濃度の場合が多いのです。

そして、「水分の蒸発を防ぐ」のが、シアバターやスクワラン、
アルガンオイルなどの美容オイルです。


いずれも大切なので、肌のハリをキープするためには、
保湿の3つのプロセスを大切にしましょう。

 

4)肌のハリを保つ保湿化粧品の選び方

肌のハリをキープする化粧品には、資生堂やコーセーなどの
大手にもたくさんのブランドがあります。

また、アスタリフトオルビスユー、ファンケルアテニア
ジェイドブラン、アヤナスなどのブランドがよく知られています。

最近では、無印良品、韓国コスメなどプチプラコスメも登場しています。


そんなたくさんある化粧品の中で、肌のハリを保つための
保湿化粧品はどのように選べばよいでしょうか?

それは、成分をしっかり理解して選ぶこと。

オススメは、セラミド化粧品

なぜなら、セラミドは肌のバリア機能をサポートするとともに、
水分を挟み込んで保持してくれるので乾燥肌の強い味方だから。

中でも、ヒト型セラミドが特にオススメです。

ヒト型セラミドは、角質層にあるセラミドと同じ構造なので、
そのはたらきも人のセラミドに近いのです。

また、インナードライ肌や敏感肌の方は、
保湿化粧品を選ぶ場合も気を付ける必要があります。


5)肌のハリを保つプラスアルファのエイジングケア

保湿成分に加えて機能性の高いエイジングケア化粧品成分の配合された
エイジングケア化粧品を使うことで、プラスアルファのハリのケアが期待できます。

最近では、化粧品成分の開発は進化して、コラーゲンや
エラスチンの産生を増やす成分や高い抗酸化作用を持つ成分が増えています。


もちろん、化粧品なので真皮まで成分が届くことは期待できませんし、
医薬品のような効果は期待できません。

だから、「ハリが甦る」「ハリの低下が改善する」とまでは言えません。
それでも、ハリをキープするためのプラスアルファのエイジングケアが可能です。

そんなコラーゲンやエラスチンをサポートする成分が、
ナールスゲンやネオダーミルです。

また、比較的よく知られている成分としては、
ビタミンC誘導体やビタミンA誘導体(レチノールやレチノイン酸トコフェリル)も
コラーゲンを増やす作用のある成分です。

抗酸化作用のある成分としては、ビタミンE誘導体、
アスタキサンチンフラーレンコエンザイムQ10などが有名です。

6)フェイスマッサージで肌のハリをキープ

フェイスラインのたるみは、皮膚や皮下脂肪が重力に負けて
垂れ下がってしまうことで起こり、肌のハリ不足を招きます。


その原因となる血行の悪化や老廃物の滞留によるむくみを解消するために、
血行やリンパの流れを改善するフェイスマッサージを
習慣化することも肌のハリをキープするにはよい方法です。

マッサージクリームやフェイスクリームを使って、
肌に摩擦の少ない状態で優しく行いましょう。

1回あたりの時間を長くするのではなく、3~5分程度にして、
【毎日習慣】にすることが効果的です。